高度専門職ビザの特徴とは？ | 新着情報 | 群馬県太田市 竜舞駅【こうの行政書士事務所】

外国籍の方が日本で働くには、就労を認めた在留資格が必要です。
いわゆる「就労ビザ」と呼ばれるもので、さまざまな種類が存在します。
今回は、就労ビザの種類の中から「高度専門職ビザ」について解説いたしますので、参考にしてください。
▼高度専門職ビザの特徴
■優秀な人材の確保
「就労ビザ」では、外国籍の方が日本国内で働く要件を満たしているかを審査し、発行するかどうかを決めます。
しかし「高度専門職ビザ」は、優秀な外国人を日本に呼び込み、国内を活性化させるために創設されました。
したがって、高度な専門知識と技術を持つ方でなければ取得が認められない在留資格です。
■ポイント制の導入
高度専門職ビザは、高度な知識と技術を持つ人材を対象としていますが、その判断基準となるのが「ポイント制」です。
ポイント表を作成し、学歴・職歴・年齢・研究実績・年収・資格など、さまざまな項目を照らし合わせていきます。
これらの合計が70点以上に当てはまる外国の方を対象とし、認定するのが特徴です。
■各種優遇措置
日本で就労するには、就労ビザで認められている活動に限定されます。
しかし、高度専門職ビザには優遇措置があり、複数の活動を同時に行えるのが特徴です。
「大学で研究活動をしながら事業を経営する」というように、多方面で活躍できます 。
さらに在留期間は5年と、一般の就労ビザの1年もしくは3年よりも長いことも特徴です。
永住許可に関する要件も緩和されており、ポイントが80点以上の方はわずか1年の在留で永住許可が認められます。
▼まとめ
高度専門職ビザには「優秀な人材の確保」「ポイント制の導入」「各種優遇措置」といった特徴があります。
日本に居住して就労を望む外国の方は、高度専門職ビザを取得することによって多くの恩恵を受けられるでしょう。
群馬県の『こうの行政書士事務所』では、さまざまなビザ申請に関するご相談を承っております。
高度専門職ビザに関する疑問やご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。